思春期の体調不良 かくれ貧血の栄養補給

思春期の子供には成長に伴いさまざまな体調不良があります。子供からの発信が曖昧だったり、原因がはっきり分からなかったり、家族にとっては大変な病気だったらと心配になったり、または学校等での交友関係が心配になったりします。『かくれ貧血』という言葉をご存じでしょうか。私たちの知っている一般的な貧血とは違い見落とされてしまう貧血があります。そんな『かくれ貧血』について、まとめてみました。

 

 

 

 

『貧血』と『かくれ貧血』

『貧血』

貧血の正式名称は、鉄欠乏性貧血。一般的によく言われている貧血になります。鉄欠乏性貧血は、体内の鉄が不足することによりヘモグロビンの生成が十分にできなくなります。ヘモグロビンは、全身に酸素を行きわたらせる働きをしているので体内が酸欠状態になってしまい様々な症状を引き起こします。貧血は、ヘモグロビンの数値により分かります。

 

『かくれ貧血』

かくれ貧血の正式名称は、潜在性鉄欠乏症。貧血予備軍になります。私たちの体内は『貯蔵鉄』という予備の鉄を蓄えています。 その貯蔵鉄不足により様々な症状を引き起こします。かくれ貧血は、フェリチンの数値により分かります。

 

フェリチンとは

鉄貯蔵を維持するためのタンパク質になります。肝臓・脾臓・骨髄などの内臓器官に蓄えられていますが、ヘモグロビンを生成する鉄が不足すると、鉄不足を補うために働きにでてしまいます。ヘモグロビンの生成を優先して行うため、貯蔵先の活性化という役割が果たせなくなってしまいます。

鉄だけにお金の動きで考えると分かりやすいです。お財布のお金(=ヘモグロビン)が少なくなると、銀行預金(=フェリチン)を下ろしますよね。収入(=食生活)にもよりますが、預金を増やすのには時間がかかります。フェリチンも同じように補うには時間がかかります。預金不足は、金欠前のサインですよね。フェリチン不足は、貧血前の鉄不足サインなんです。

 

かくれ貧血の症状

立ちくらみ、めまい、頭痛、不眠、朝が起きられない、疲れやすい、食欲がない、集中できない、不快感、倦怠感など人によって症状はさまざまです。

 

フェリチン摂取方法

体内に吸収されやすいのは動物性食品です。

肉類では、豚・鶏・牛レバー、牛肉もも・ヒレ

魚介類では、マグロ、かつお、いわし、あさり、しじみ

野菜、豆類、海藻類といった植物性食品も合わせてバランス良く摂取しましょう。

食事バランスだけでは、摂取に限度がありますのでサプリメントの補給も一緒に考えるといいでしょう。

 

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是非、一度お試しください。

 

まとめ

思春期の子供にとって、体の成長や心の変化といった目には見えづらいことが鉄不足と大きく関わっているのではないでしょうか。身近な家族だから気づくことがあります。かくれ貧血(=潜在性鉄欠乏症)は、貧血(=鉄欠乏性貧血)でありながら見落とされやすいです病気です。血液検査では、一般的にヘモグロビンが基準内であれば正常と判断されてしまい、フェリチンの数値は測定されず見落とされてしまいます。血液検査を受ける時には『フェリチンの数値も調べて欲しい』としっかり伝えましょう。