唾液の力 パロチンでアンチエイジング
唾液について考えたことはありますか?
体の入り口は、口です。食べ物を食べる時と同じように、ウィルスや細菌も口から入ってきます。口の中の唾液の働きには健康と深く関わりがあることをご存じでしょうか。唾液にはたくさんのチカラがあります。その中でも注目して欲しいのが唾液の成分であるパロチンです。パロチンについてご存じでしょうか。パロチンについて多くの人に知ってもらい、日々の生活の中で役立てて欲しいと思います。
唾液のチカラ
唾液の働き
- 食べた物を消化しやすくする消化作用
- 口の中の細菌の増殖を抑えたり、口内の環境を保つための抗菌・免疫作用
- 歯に付着した食べかすを流す洗浄・自浄作用
- 食べ物と唾液が混ざることで味を感じやすくする味覚作用
- 話したり歌ったりと口の動きをスムーズにする潤滑作用
この他にも唾液にはたくさんの働きがあります。
唾液の分泌が少なくなると口が渇いてしまいます。ドライマウス(口腔乾燥症)というさまざまな自覚症状が出てきます。心当たりありませんか。
ドライマウスの主な症状
- 食べ物が飲み込みにくい
- 舌がもつれて話しにくい
- 味が分かりにくい
- 病気にかかりやすい
- 口臭が気になる
- 虫歯になりやすい
唾液の成分パロチンとは?
パロチンは、耳下腺・顎下腺から分泌される唾液に含まれているホルモンになります。日本人によって発見され白内障や更年期障害の治療薬にも使われています。
パロチンのチカラ
パロチンは別名若返りホルモンと呼ばれていて、アンチエイジング効果が期待されています。
効果的な唾液(パロチン)分泌法
唾液は30歳くらいをピークに加齢とともに減少傾向にあります。パロチンは唾液に含まれているホルモンなので唾液の減少=パロチンの減少になります。パロチンでアンチエイジングを期待するなら、効果的に唾液を分泌することが必要となります。
- 毎日の食事をよく噛んで食べることで唾液の分泌が促進されます。
- キシリトールガムや唾液分泌を促進する食べ物も効果があります。
- 耳下腺・顎下腺のセルフマッサージ。耳の下の耳下腺や、下顎の内側を指で押してみてください。耳下や顎周りを美顔ローラーでコロコロするだけでも唾液の分泌を実感できます。
おわり
耳下腺・顎下腺からの唾液の分泌には、アンチエイジング効果やドライマウスの改善だけでなく、他にもたくさんの効果が期待されています。このブログに辿り着いたあなたは何かしら口内や唾液に対して悩みがあったのではないでしょか。手軽なことから始めてみてください。継続して行うことが大切です。